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【相棒19】新女将「こてまり」こと小出茉梨とは?右京さんを利用する知略の持ち主??

2021年1月27日放送の【相棒19第14話「忘れもの」】では、今シリーズからレギュラーとなった「小手鞠(こてまり)」さんがメインストーリーに絡んでくるようです。

 

小手鞠は、森口瑤子さんが演じる小料理屋「こてまり」の女将。本名は小出茉梨(こいでまり)です。

 

「こてまり」はこれまでの「花の里」に代わる右京さんの憩いの場となっていますが、どうも小手鞠さんには、頭脳明晰な右京さんさえ利用してしまう知略に長けた人物のようで…!?

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(画像引用=テレビ朝日)

小出茉梨役の森口瑤子さんとは?

小出茉梨役の森口瑤子さんは、1966年8月5日生まれの、東京都出身の女優さんです。松竹エンタテイメントに所属しています。

 

2004年から2016年までテレビ朝日系列で放送された2時間ドラマ『温泉(秘)大作戦』シリーズで主演を務めるなど、ドラマや映画、舞台などで幅広く活躍している森口さん。

 

1993年から2003年にかけて日本テレビ系列の火曜サスペンス劇場で放送された『地方記者 立花陽介』シリーズでは、全20回にわたり水谷豊さん扮する陽介に「久美さん」と呼ばれるおしどり夫婦の妻役を演じました。

 

この『立花陽介』シリーズには【相棒】で内村完爾刑事部長役を演じる片桐竜次さんもレギュラー出演しています。森口さんの【相棒】登場による水谷さん、片桐さんとの再度の共演は立花陽介シリーズのファンにとってはまさかのビッグプレゼントとなりました。

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(↑火曜サスペンス劇場で夫婦を演じた水谷豊さんと森口瑤子さん)

「こてまり」の女将・小出茉莉梨とは?

小手鞠こと小出茉梨は、小料理屋「こてまり」の女将です。

 

これまで【相棒】には「花の里」という小料理屋が登場し、右京さんの別れた女房である宮部たまき(高樹沙耶さん)と月本幸子(鈴木杏樹さん)が女将を務めてきましたが【相棒17】で月本幸子が「花の里」を卒業して閉店となりました。

 

【相棒18】の最終回で、右京さんの「推理力減退症候群?」を心配して、甲斐峯秋(石坂浩二さん)が右京さんに小出茉梨を紹介したことをきっかけに、右京さんと亘は「こてまり」の常連客となりました。

 

「こてまり」の客足はさっぱりですが、本人はお店を趣味でやっていると豪語し、気にしていない模様です。

 

小手鞠さんは、赤坂の元芸者であり、政財界の要人から落語会の重鎮まで、そうそうたる著名人から贔屓にされていました。

 

どうやら知略に長ける頭脳の持ち主であるようで、【相棒19】のとある回では、事件の真相を見抜いた上で右京さんに解決を依頼したフシがあります。

 

これまでの「花の里」の女将とは違い、右京さんたちの憩いの場を提供するだけでなく、ミステリアスな雰囲気も漂わせています。

内閣官房長官のご贔屓芸者として初登場

小出茉梨の初登場は【相棒18最終回スペシャル「ディープフェイク・エクスペリメント」】でした。

 

最初のシーンでは赤坂の料亭で鶴田内閣官房長官(相島一之さん)の前で舞を披露しています。この舞で芸者を引退するという「小手鞠」は、鶴田に対して「先生、また悪巧みしてるでしょ」と訊きます。その根拠は「芸者の勘」と話して笑う小手鞠ですが、早くも一筋縄ではいかなそうなしたたかさを見せました。

 

その後、小手鞠さんは小料理屋「こてまり」を開き、甲斐峯秋(石坂浩二さん)から右京さんを紹介されます。

 

峯秋が「君はいったいいくつだね?」と質問すると「こう見えても結構いってるんですよ」と答えて、戦時中に出生兵士を見送る白黒映像を見せる小手鞠さん。

 

昭和19年(1944年)の映像に映る日の丸旗を振る婦人を指して自分だと言うのです。

 

のちにこれが「ディープフェイク」といわれる映像改変技術によるものであることがわかり、右京さんが事件の真相を暴くきっかけになりました。

 

ラストシーンでは右京さん、亘、小手鞠さんの3人が「こてまり」に神棚をしつらえて談笑しています。

右京さんを利用して事件を解決させる?

小手鞠さんが、自分が面倒を見る後輩芸者のために、右京さんを利用して「事件を解決させる」したたかな計略を見せた(?)のが【相棒19第4話「藪の外」】です。

 

小手鞠さんは右京さんと亘に、後輩の芸者・叶笑(高梨臨さん)を『怨憎会苦(おんぞうえく)』から救ってほしいと頼みます。

 

怨憎会苦とは、仏教用語で怨み憎む相手にも会わなければならない苦しみのこと。

 

小手鞠さんは、叶笑とその得意客である吉岡の複雑な関係を知っています。そんな2人が関わる殺人事件が起きてしまいました。このままだと2人とも容疑者になってしまいます。

 

しかし、小手鞠さんはどちらも真犯人ではないと確信していました。

 

特命係の2人なら、事件の真相を明らかにして、2人が犯人ではないことを証明してくれる…そうすれば、叶笑は苦悩から解放され、吉岡との関係もうまくいく。

 

そこまで計算して、小手鞠さんは右京さんと亘に「頼み事」を持ちかけたようです。クレバーすぎます。

殺人犯に拉致されても気丈に振舞う

小手鞠さんが殺人犯の大沼(岸谷五朗さん)に拉致されてしまったのが【相棒19正月スペシャル「オマエニツミハ」】です。

 

男は12年前に息子が死んだ事件の復讐のために、当時息子を暴行した柚木と小手鞠さんの2人を拉致しました。

 

12年前の事件で、柚木と息子が瀕死の重傷を負っている時に、どちらを助けるか二者択一を迫られた右京さんは、柚木を救助しました。その後に大沼の息子を助けようとしましたが、間に合わなかったのです。

 

大沼は当時と同じような状況にして、右京さんに柚木と小手鞠さんのどちらを助けるかを迫り、選ばれなかったほうを殺そうとしました。

 

どちらも選ばないで「僕を撃ちなさい」と言う右京さん。やがて柚木と小手鞠さんは救助されます。

 

小手鞠さんは右京さんに「私ね、答えない右京さんを見て、改めて強い人だなと思いました。すぐに私を助けようとしてたら、杉下右京に幻滅したかも」と気丈に笑っていました。

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(画像引用=テレビ朝日)

森口さんのイチオシ回は「バベルの塔」!

【相棒19】からレギュラーに加わり、すでにドラマの一員として溶け込んでいる小手鞠さん。

 

小手鞠さんを演じる森口瑤子さんは出演するずっと前から【相棒】シリーズが大好きだとか。サンケイスポーツ2020年11月29日付のインタビュー記事では、お気に入りのエピソードに2007年の【相棒5元日スペシャル「バベルの塔」】を挙げています。

 

森口さんの娘も【相棒】が大好きで、一緒に見ているとのこと。

 

「右京さんや冠城さんをはじめ、たくさんの人たちの力をお借りして、小出茉梨という人物をしっかりと作っていけたら」と抱負を語っています。。

【相棒19「忘れもの」】はどんな話?

そんな小手鞠さんが、最新作の【相棒19第14話「忘れもの」】では重要な役どころになるようです。

 

どんな話?

ある夜、中迫(宮川一朗太)という男性客が、雨宿りのために飛び込みで小手鞠(森口瑤子)が営む小料理屋『こてまり』にやってくる。中迫が店を出た後、ハンカチを忘れていることに気付いた小手鞠は、追いついたところで、彼が高校時代の同級生だったことに気付く。ところが、再会も束の間、中迫は切迫した様子で、小手鞠は半ば強引にタクシーに乗せられ、その場から連れ去られてしまう。事情を聞くと、中迫は税理士で、ある事情から暴力団とかかわり、命を狙われているのだという。話を聞いた小手鞠は、手助けを決意するが、殺人さえいとわない危険な追跡者が、すぐそばまで迫っていた。いっぽう、小手鞠の異変を察した右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、わずかな手掛かりから、彼女の行方を追い始めるが…!?

(引用=テレビ朝日)

小手鞠さんが高校時代の同級生に再会したことで事件に巻きこまれてしまうようです。窮地に陥った小手鞠さんを右京さんと亘は救出することができるのでしょうか?

 

第14話「忘れもの」、そして今後の小手鞠さんの活躍が楽しみです!

 

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