雑記とかドラマ【相棒】の魅力とか!

2022年はドラマ「相棒」関連の記事が中心です。

ドラマ【相棒】社会派・恋愛・職人もの…芸能人がオスメスする鉄板の名作7編とは??

ドラマ【相棒】の20周年を記念して、テレビ朝日(関東地区)では、2020年10月5日から【相棒】好き芸能人の皆さんがオススメするエピソードが放送されました。

 

7名の著名人が選んだ作品はどれも名作中の名作と呼ばれる回です。皆さんが選んだエピソードとその理由を振り返ります。

f:id:setosan1015:20201012230727p:image

(画像引用=テレビ朝日)

ペナルティ・ヒデさん「殺しのカクテル」

1971年生まれでお笑いコンビ「ペナルティのツッコミを担当する」ヒデさんがオススメするのは【相棒1第7話「殺しのカクテル」】です。

どんな話?

都内で飲食店を経営する倉沢フーズグループの社長・倉沢(和田周)の他殺体が発見された!倉沢はその経営不振の店の関係者ともめていたという。そんな中で唯一カクテルバー「リメンバランス」だけは黒字で、近々カクテルを缶入りドリンクにして売り出す計画もあった。そのために捜査一課では「リメンバランス」のバーテン・三好(蟹江敬三)を対象外として捜査を進めることに。そんな捜査会議にこっそり出席していた右京(水谷豊)は、そっと席を立ち…。(引用=テレビ朝日)

冒頭で三好が犯人であることが明かされ、右京さんがじわじわと追い詰めていくストーリーです。

 

ヒデさんは、カクテル愛が強すぎて人の道を外してしまう三好に魅力を感じたそうです。「自尊心を踏みにじられたバーテンダーの物語に、カクテル以上に酔わされた」とも。

 

ヒデさんは【相棒】の魅力について、演者がプロフェッショナルで安心して見ていられる点を挙げます。「このドラマの『相棒』は視聴者」とも語っていました。

麻木久仁子さん「密愛」

1962年生まれでタレントの麻木久仁子さんのオススメエピソードは【相棒7第15話「密愛」】です。

どんな話?

大学時代の恩師・悦子(岸惠子)に呼ばれ、彼女の山荘へとやってきた右京(水谷豊)。借金取りに追われ離れの小屋にかくまっていた榊(国広富之)が自殺したため、その身元を調べて欲しいと悦子から依頼されたからだ。しかし、右京は榊の死因は自殺ではなく他殺ではないかと言い始める。遺体を発見したとき小屋は密室状態だったのでそんなことはあり得ないという悦子に、自らの推理を語り始める右京。本当に殺されたのか? ならばその犯人は誰なのか!?(引用=テレビ朝日)

右京さんの相棒が不在となった期間のエピソードです。水谷豊さんと岸惠子さんの一騎打ちです。捜査一課の面々や鑑識の米沢さんなどは出てきません。

 

右京さんの恩師の山荘で起きた哀しい事件について麻木さんは「何回見ても飽きない」と話します。

 

麻木さんはもともとテレビ朝日系列で放送されていたドラマ『土曜ワイド劇場』のファンで「【相棒】は土ワイの枠を打ち破る新機軸だった」と振り返ります。

 

右京さんの魅力については「信念を貫き孤独を恐れないからこそ、人が信頼してついてくる」と語っていました。

f:id:setosan1015:20201012230919j:image

カンニング竹山さん「ボーダーライン」

1971年産まれでお笑いタレントのカンニング竹山さんは、オススメ作品に【相棒9第8話「ボーダーライン」】を挙げます。

どんな話?

崖下から柴田(山本浩司)という男の転落死体が発見された。刃物による傷があることから、何者かに追い詰められて転落した可能性もある。柴田は金もなく、期限切れ間近の保険証と大中小3つの鍵を持っていただけ。
柴田の奇妙な胃の内容物から事件に興味を抱いた右京(水谷豊)は、尊(及川光博)と捜査を開始。今年1月、寮付きの仕事が決まったからとアパートを出た柴田。死ぬまでの11カ月が空白であることがわかる。(引用=テレビ朝日)

「ボーダーライン」は、その内容があまりにも哀しく衝撃的なため「伝説の鬱回」として語り継がれる神回です。この作品で脚本を担当した櫻井武晴さんと主演の水谷豊さんは貧困ジャーナリズム大賞を受賞しました。

 

「ドキュメンタリータッチで、現代社会へのアンチテーゼになっている」と竹山さんは魅力を語ります。

 

竹山さんは【相棒】を見ると人の数だけドラマがあることを再認識するとか。

 

また【相棒】を見るきっかけになったのは奥様がファンだったからのようで、今では【相棒】を見ることが夫婦円満の秘訣なのだそうです。

上村ひなの(日向坂46)さん「BIRTHDAY」

2004年生まれでアイドルグループ「日向坂46」のメンバーである上村ひなのさんのオススメ作品は【相棒11第18話「BIRTHDAY」】です。

どんな話?

右京(水谷豊)が「花の里」へと向かうと、店の前で自らを「家出少女」と名乗る小学校低学年くらいの女の子と出会う。右京は享を呼び出し少女を自宅まで送ることに。少女は自宅マンション近くで降りると、いつの間にかオートロックで施錠されているマンションのエントランスの中へ。苦笑しながらマンションを出てふと見ると、右京はマンションの目の前にある不審な一軒家を見つける。近隣の聞き込みで江美子(左時枝)という卓球のコーチをしているしっかり者の老婆が一人で住んでいることがわかるが、しっかり者の老婆が鍵もかけずに外出するだろうか。そのころ、ある夫婦から12歳の誕生日を迎える息子の隼人(加藤清史郎)が家に戻らない、と交番に通報が入る。(引用=テレビ朝日)

「BIRTHDAY」は「名作中の名作」と呼ばれるほど人気の高い作品です。指名手配犯の男から逃げる少年を、右京さんと享は救出することができるのか。

 

上村さんは「家出少女の正体が最後に分かってびっくりした」と言います。

 

小学生の頃から【相棒】を見ているという上村さんは、テレ朝ショップで缶バッジのカプセルトイに3度挑戦して、大河内監察官、内村刑事部長、鑑識課の米沢さんのバッジが出てきたそうです。リュックサックに付けていつも持ち歩いていたとのこと。

 

上村さんは【相棒】の魅力を「小学生が見ても難しく感じず楽しめる」と語ります。もうひとつのオススメ作品として【相棒5第17話「女王の宮殿」】を挙げていました。

平野早矢香さん「少年A」

1985年生まれの元女子卓球選手・平野早矢香さんがおすすめするエピソードは【相棒16第19話「少年A」です。

どんな話?

ホステスの女性が自宅マンションで撲殺される事件が発生。現場検証の結果、犯人と思われる人物が、犯行後に12時間も部屋に残っていたという異様な状況が判明する。そんな中、右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は現場付近で気になる少年(加藤清史郎)を目撃。その少年は、暴力団員風の男たちから脅されていたが、何か事情があるらしく、右京たちから事情を聞かれても、のらりくらりとかわすだけで要領を得ない。(引用=テレビ朝日)

 

「少年A」は加藤清史郎さんが「BIRTHDAY」以来5年ぶりに別の役で出演し、再び感動を呼んだ作品です。

 

平野さんは、不自由な中で自分が生きていく術を見つけていく少年の姿に感銘を受けたそうです。

 

卓球の海外遠征の際、【相棒】のDVDを持って出かけていくほどのファンだという平野さん。今後の【相棒】がエキストラの募集をしてくれたら、仕事をキャンセルしてでも参加したいと話していました。

林修さん「越境捜査」

1965年生まれの予備校講師・林修先生は【相棒】について語りだしたら止まらなくなるほどのフリークです。林先生のオススメは【引用7第11話「越境捜査」】です。

どんな話?

角田(山西惇)課長らの捜査に協力した右京(水谷豊)は、拳銃を持った容疑者を追い、神奈川県警とともに住宅街で一軒一軒しらみつぶしに捜索することに。そのころ同じ住宅街の一角にある藤堂(五代高之)宅では、娘が誘拐され、神奈川県警の早川刑事(益岡徹)らが犯人と極秘裏に電話による駆け引きを行っていた。右京は藤堂の自宅に異変を感じ、やがてこのもうひとつの事件に首を突っ込むことになり…。右京が焙り出した真実とは?(引用=テレビ朝日) 

「越境捜査」は右京さんの相棒が不在の時期に放送されたストーリーです。林先生は「エアコンが動いていることに気がつく右京の観察眼が凄い」と話します。

 

演劇が大好きで「第三舞台」や「夢の遊眠社」「流山児事務所」などの舞台をたくさん見てきた林先生は、大高洋夫さんや上杉祥三さん、塩野谷正幸さんらが【相棒】にゲストで出演する姿に感動していたようです。

 

林先生は、各エピソードを何度も見て10秒でエンディングを言えないと納得できないとか。

 

《関連記事》こちらの記事でも有名人が語る【相棒】の魅力をまとめています

ドラマ【相棒】好きの有名人が語る魅力まとめ…研ナオコさん、林修先生、西條和さんなど

辻村深月さん「待ちぼうけ」

1980年生まれで小説家の辻村深月さんは【相棒第18話「待ちぼうけ」】をオススメに挙げます。

どんな話?
山奥の田舎駅。鄙びた駅舎で電車を待つ右京(水谷豊)。同じように一人電車を待つ男(太川陽介)に出会う。一方の享(成宮寛貴)は、何時間もカフェで粘る女性(芳本美代子)をナンパ…。どうやら二人はそろって非番のようだ。
そのころ、捜査一課の伊丹(川原和久)と芹沢(山中崇史)は、前夜遺体で発見された津久井(伏見哲夫)という初老の男性の殺害事件の応援捜査にきていた。芹沢から特命係の二人がそろって休みと聞き、伊丹は邪魔されずに仕事がはかどる、とほくそ笑む。現場を鋭い目でじっくり観察しながら、珍しく冴えた推理を展開していく伊丹だが…。(引用にテレビ朝日)

「待ちぼうけ」は【相棒】では珍しい大人のラブストーリーの傑作です。

 

辻村さんは、特命係の2人が休暇をとるという「違和感」から始まるストーリーが収束していく流れと右京さんのメッセージに注目してほしいと言います。

 

辻村さんは【相棒】の魅力について、小説家の視点から見ても本格ミステリ度が高い点を挙げます。

 

また、犯人の動機が「人前で恥をかかされたから」といった、そんなことでと思うようなものでも、ストーリーと役者さんの演技がしっかりしているから納得させられると話していました。

f:id:setosan1015:20201012231005j:image

【相棒19】以降も最高傑作の更新を期待!

幅広い年齢層に支持されるドラマ【相棒】。そのエピソード数は約350にのぼります。

 

その中でも、上記7名の有名人の皆さんがオススメに挙げた作品はどれも名作中の名作ばかりです。

 

今後の【相棒】について、上村ひなのさんは「変わらないまま新しいものを生み出し続けてほしい」と話し、辻村深月さんは「最高傑作を更新してほしい」と期待します。

 

2020年で20周年を迎え、10月から新シーズンに突入した【相棒】が、これからも現代社会の闇にメスを入れ、人の心に寄り添うエンターテイメントとして楽しませてくれることに期待します。

 

《関連記事》当サイトのおすすめエピソード10選

【相棒】神回・名作・衝撃回おすすめ10選!初心者なら「カシオペア」から?【ドラマ】