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2022年はドラマ「相棒」関連の記事が中心です。

ドラマ【相棒】親子の仲直り?に泣ける回5選!右京さんがいれば家庭も円満に!?

【相棒】はテレビ朝日系列で放送されている、21世紀を代表するテレビドラマシリーズです。


主人公は水谷豊さん演じる杉下右京警部と、その相棒。初代の亀山薫から、神戸尊、甲斐享と続いて、現在は反町隆史さんの冠城亘が4代目相棒です。たった2人の警視庁特命係が、さまざまな事件を解決に導きます。

 

300を超えるエピソードの中で今回紹介するのは、親子の敵対や葛藤が事件の解決によって解消され、こじれた関係が修復される号泣回です。

 

すれ違っていた家族の心が仲直りして1つにまとまっていく流れは、ベタなのに感動してしまいます。

 

父親や母親と息子や娘。葛藤にまみれた物語を、右京さんたちは事件とともにどう解決するのでしょうか。

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(画像引用=テレビ朝日)

1.【相棒16第5話「手巾(ハンケチ)」】2017年11月15日放送

【どんな話?】

右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、警察学校で教官を務める元鑑識の米沢守(六角精児)から連絡を受け、校内で起きた“転落事故”の現場に臨場する。意識不明の重体で病院に運ばれたのは、樋口(佐戸井けん太)というベテラン教官で、亘も指導を受けた人物。独自の捜査を始めた右京と亘は、樋口の入院先で彼の娘・真紀(南沢奈央)と顔を合わせる。真紀は所轄の刑事で、現在は電機メーカーの機密データを盗んだ後、死亡した男の事件を追っているという。(引用=テレビ朝日)

佐戸井けん太さんが演じる警察学校教官の父と、南沢奈央さんが演じる所轄署刑事の娘。

 

ストーリーの冒頭は授業参観。小学生の真紀が作文を読んでいます。

 

「私のお父さんは学校の先生です。その学校は警察学校。お父さんは警察学校の先生です。お父さんはたくさんの警察官を育てています。どうやら怖い鬼教官らしいです。でも、本当はとても優しいんです。」

 

後ろを振り返って微笑む娘に、恥ずかしそうに下を向く父。

 

場面が切り替わると、刑事になった真紀が父親に泣きながら叫んでいます。

 

「許さない…あなたを父親だと認めない!」

 

転落事故で父が重体となっても病院からすぐに帰ってしまう真紀に、右京さんと冠城くんは引っかかりを感じ、転落事件だけでなく真紀が追う事件についても調べ始めます。

 

父と娘の間には何があったのか?  2人の関係は修復できるのか?

 

芥川龍之介の短編小説「手巾(ハンケチ)」が鍵を握るラストシーンは涙なくして見られません!

2.【相棒9第18話(最終回スペシャル)「亡霊」】2011年3月9日放送

【どんな話?】

左翼過激派の幹部で70年代、数多くのテロ事件に関与した本多(古谷一行)の死刑が執行された。国外に逃亡していた本多だったが、若いテロリストたちに娘の茉莉(内山理名)を人質にテロ計画への協力を求められると、一昨年密かに帰国。右京(水谷豊)らの活躍もあり、逮捕されると死刑判決を受けていた。が、獄中の元法務大臣・瀬戸内(津川雅彦)から呼び出された右京は、本多が生きて釈放されたらしい、と告げられる。

 【相棒】シリーズでおなじみの左翼過激派組織「赤いカナリア」。古谷一行さんが演じる元幹部の本多篤人と、内山理名さんが演じる娘・早瀬茉莉が登場します。

 

2人の初登場となった【相棒8第1話「カナリアの娘」】では父への強い憎しみを見せた茉莉。右京さんに「父だと思ったことありませんから」と話していました。今回はその続編です。

 

本多の逮捕から1年半後、死刑執行されるはずだった本多が超法規的措置により釈放され、茉莉のマンションを訪れます。

 

追い返さずに、本多を部屋に入れる茉莉。再会で親子は仲直りか?  ところが…

 

片山雛子議員や、亡き小野田官房長らが関わる国家の陰謀に右京さんと神戸くんが挑みます。

 

豪華キャストが集結していますが、この話は本多と茉莉の物語。事件の真相が明るみになった時、2人の関係はどうなる?

3.【相棒16第12話「暗数」】2018年1月17日放送

【どんな話?】

警視庁副総監の衣笠(大杉漣)が、青木(浅利陽介)と会食後、2人の暴漢に切りつけられる事件が発生。衣笠は7年前、県警本部長時代に、カルト集団の一斉検挙を指揮した経緯があり、その関連も視野に入れて緊急対策チームが編成される。いっぽう、青木から事件の話を聞いた右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、独自の捜査に乗り出し、衣笠家を訪れる。(引用=テレビ朝日)

衣笠副総監の娘である中学生の市原里奈がクローズアップされた【相棒15第11話「アンタッチャブル」】の続編回です。

 

衣笠副総監の家庭は崩壊しています。

 

筒井真理子さんが演じる妻の祥子は今日は組めいた手紙により体調を崩して長期入院中。里奈は家庭を顧みない父親を毛嫌いしています。家事は長野里美んが演じる家政婦の沖田晃子にまかせっきりです。

 

副総監襲撃を受け、家の周囲は警備が強化されます。里奈は「アンタッチャブル」の事件で助けてくれた右京さんと冠城くんを家に上げますが、晃子にしつこく質問する右京さんにキレて追い出してしまいます。

 

晃子の秘密とは。祥子の狙いとは。「暗数」とは何を示すのか。

 

右京さんたちが事件の真相を明らかにした時、副総監と里奈の関係にも変化が訪れる??

 

ラストシーンの「ビーフシチュー」をぜひ見てほしい!

4.【相棒18第3話「少女」】2019年10月23日放送

【どんな話?】

益子(田中隆三)から飼い猫の捜索を依頼された右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、郊外の一角で無事に猫を保護。後日、益子と連れ立って、保護に協力してくれた小学生・明菜(大島美優)に礼を言うためマンションを訪れる。すると、隣室で殺人事件が起き、偶然居合わせた明菜が連れ去られてしまったことが分かる。(引用=テレビ朝日) 

大島美優さんが10歳の謎めいた小学生を見事に演じてSNSが感動で埋まった名作です。

自宅の隣室で殺人事件が発生し、男に連れ去られてしまった小学生の明菜…と思ったら、途中からは自分から男についていってしまったようで、逃げる男の手助けをします。

 

犯人を守ろうとする明菜。どうやらつらい過去があり母親を憎悪しているようです。

 

勘違いから始まった親子のすれ違い。

 

右京さんが終盤で諭す「明菜ちゃん、もう自分を許してあげなさい」から始まるセリフのシーンは、涙なくしては見られません。

 

この少女が母親とともに幸せに生きてほしいと心から願える感動作です。

5.【相棒2第13話「神隠し」】2004年1月21日放送

【どんな話?】

小学生の瑠奈(久保結季)が学校からの帰宅途中に姿を消した。しかし、瑠奈の自宅には電話一本入らず、営利目的の誘拐ではなさそうだ。さらに瑠奈が通っていた道々には、まるで暗号のように瑠奈が身につけていたと思われるものが残されていた。(引用=TELASA)

 

7歳の小学生が主役の超号泣感動回です。何回見ても泣けます。

 

帰宅途中に姿を消した瑠奈。理髪店の看板に帽子。倉庫の扉の取っ手にマフラー。小さな祠の稲荷像には手袋。パチンコ屋さんの店先にはサスペンダー。絵画教室のポスターには靴下が。

 

これらはいったい何のメッセージなのか。行方不明の瑠奈はどこにいるのか。

 

冒頭から謎が詰め込まれています。

 

殺人事件もなく、逮捕者も出ません。大きな事件がないぶん、7歳の少女の心の移ろいが繊細に描かれています。

 

他人からは見えない家族の真実とは。

 

公園に住む浮浪者役の松尾貴史さん、神父役の細川俊之さんも名演技で瑠奈と関わります。神回!

 

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右京さんが真実を明るみにして、バッドエンドで終わる回も多い【相棒】ですが、見てよかったーとスッキリするのは、心にジーンと響く回。

 

ねじれや葛藤を抱えた家族関係が、お互いに心を通わせ合えるようになる過程を描く回から、現実の我々が参考になりそうなヒントがたくさんありそうですね!

 

【相棒】はテレビの再放送や、動画配信サービス、DVD、Blu-rayなどで視聴できます。

 

視聴したい回が決まっている場合は【TELASA】や【U-NEXT】などの動画配信サービスが便利です。初回無料サービス期間があるので、お金をかけずに【相棒】を楽しめます。

 

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